寝落ちる
──そして
夢の中で「[下の名前]ー」と呼ばれて起床する僕
時間は深夜3時47分
寝る直前まで着けていたイヤホンが耳から零れ落ちる。
辺りはしんと静まり返っていた。
不思議な感覚だった。呼ばれて起きたのは。
寝ようと思えば寝られるだろうが、無理なく起きていられる。
いささか首が痛む。
寝違えたのだろうか。
パソコンが点きっぱなしでスリープしているが、ブルーライトを浴びてまでシャットダウンする気にはなれなかった。
寝る前は、夕方頃から頭痛があり、夕食後薬を飲んでいる最中に突然腹部を痛みが襲っていた。
有り体に言うなら体調不良だった。
寝落ちしたのも深夜に起きたのも体調が関係しているのかも。
書いていたらまた眠くなってきた。
その証拠にあくびが口を通過したのだ。
彼は床につくだろう