【映画】ドラゴンクエスト ユア・ストーリー意外と悪くなかったよ

酷評が多い印象のある作品ですが、僕は好きでした。
特に中盤あたりですね、ビアンカと結婚するあたり。
酷評が多いのは最終盤のラスボスや台詞のせいかなと思います。

ちなみに、この話を知人に話したらキレられました。

話す相手は選びましょう。(泣)


こんにちはー、カクミンです。

今回は学校卒業間際に先輩にドラクエ5 を半ば強制的にさせられてハマり攻略した後、ユア・ストーリー上映会を開催された時の事を話します。

映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』公式サイト

始まり

カクミン
カクミン

ドラクエした事無いんですよね~

先輩
先輩

やれば良いじゃん!そこのタブレットにドラクエ5入ってるよ

カクミン
カクミン

えぇ~~~

先輩
先輩

貸してあげるから、家でもやってみ!(無理くり押し付ける)

※あとから知った事ですが、そのタブレットは先生の物で無許可で僕に渡してきたらしいです。

このドラクエ厄介オタクめ!

瞬く間にドラクエの虜に

ドラクエ5 は親子の絆を題材にしていたり、主人公がかなりの不幸体質だったりでストーリーの奥が深いやら重いやら面白いやらでした。

ドラクエというかRPGをほとんど触った事が無かった僕はその世界観にずぶずぶとハマっていきました。

なかでも気を惹かれたのが、モンスターを仲間にできるシステムです。

仲間になりやすいモンスターや逆になりにくいモンスターが居て、僕のコンプ欲を抑えるのにも限界がありました。

さすがに卒業までにコンプリートはできませんでしたが、メタリンとはぐりんは仲間にしました。

サンタローズの洞窟とグランパニアへの洞窟で粘りました。

スラりんのレベルが50以上になっていたような気がします (笑)

なんやかんやで遂に映画視聴

誘われて

映画を見ようと言われた時はさすがにギョッとしました。

だって、…ねぇ?


良い噂聞かないじゃん?


酷評が多い印象のあるこの映画を厄介オタクのこの先輩が何故勧めてくるのか訳がわからなかったですね。

質の悪い嫌がらせか?と思ったほどです。

しかたがないので、渋々観てみる事にしました。春休み中で暇だったというのもありますが。


視聴後

…………






いや、ごめんって

悪かった、疑ってゴメン!

想像よりも面白かったです。

いや、かなり面白いです!

炎上覚悟で言うとかなり面白かったですね。

それと同時に酷評が多い理由もなんとなくわかりました

面白かった点

※個人差があります。

もうブラウザバックしてて遅いかもしれませんが、「こんなの面白い点じゃないよ!」と僕に共感できなかった方は、酷評の理由だけ読むとか反論コメントを残していって下さい。

主人公の性格

まず、主人公が生々しいです。

もう一度言いましょうか、主人公が生々しいです!

世界観としてはゲームの中のストーリーなんだけど、どこか人間臭さがあります。

登場人物が人間のキャラクターなんだから当たり前じゃん!というのはもっともな意見ですが

この主人公、勘違いモブキャラなんですよ。

ちょっともてはやされると「ほんとに伝説の勇者なんじゃね?」とか「僕が勇者だ!」とか言い出していましたし。

言ってなかったらごめんなさい、記憶違いです。

自分が勇者じゃないとわかったら凄く落ち込むし、父の仇で、ビアンカを石化したゲマにはめちゃくちゃ怒る。

当たり前な反応かもしれませんが、人間臭くて僕は好きでした。


最初はなんやこいつとか思ってましたけど。感情移入できる人か、感情移入なにそれおいしいの?な人は見てても辛くないと思います (自衛)

ゲマへの憎しみは感情移入できるかと思います。


映画を観る前はドラクエ5 の主人公にはストイックで冷静な性格をイメージしていたので、ギャップ萌えかもしれません (笑)

中盤のストーリーが熱い

展開は速いですが、ゲーム内でも印象に残るポイントは描かれています。

特にビアンカとの結婚シーンでは涙ぐみました。

主人公に感情移入して、ではなく素直になれないビアンカに対して感情移入して嬉しくなりました。

ある程度はゲームのシナリオとは違う部分があり、ここは仕方ないかな~と思いますね。

尺とかゲームと映画の違いとかで色々あるんだろうと思えば、楽しめます。

酷評の理由

キャラクターへの思い入れ

面白い点で話しましたが、ゲームでの主人公と映画の主人公ではかなりのギャップがあります。

そこを許容できるかが、最初の関門なのかな。

乗り越える方法としては、「主人公以外のキャラクターに焦点を当てる」です。

少しネタバレすると、主人公はあっちのソレなので糞ほど一般人ぽいのですが他キャラは違うのでそっちに目を向けると受け入れやすいです。

ストーリー展開

ストーリー展開速いですね。

これも映画だから仕方ないとは思いますけどね。

あとは、ストーリー改変もありますね。

これも映 (省略


ただ、ブオーンのくだりはちょっと許せないかな

割とあっさりナカーマになるし。

ナカーマで思い出したんですけど、ドラクエ5 の醍醐味の 1つの

仲間モンスター!

全然出てこない。なんなら、ブオーンのくだりでやっと出てきたんじゃないか?

ラストでいっぱい出てこられても仲間意識がこっちには無いんだが!?

スラりんだけが頼りだよ~ (泣)

最終盤

※ネタバレしまーす

一番不評を集めているのはラスボスとの対決シーンではないでしょうか?

まず、レックスが剣を投げて封印成功!やったか!?ここまではギリ良い

このあと、世界が制止します!







は?

いやいやいや

まるでポーズボタンを押したみたいなんですけど!??

おおよそその通りです!

なんかラスボスを名乗る自称天才ハッカーのウィルス出てきたがや!?

何か急に世界観の設定を暴露してきて、「大人になれ」とか言ってゲーム否定してきたあああああ

なんか色々否定されたけど、それでもこれは自分の人生の一部で決して無駄じゃなかった!

これが俺の物語だーーー!(タイトル回収)

というのが、ラストシーンのやりとりだと僕は解釈しています。


大人になれと否定されてそれでもこれが自分の人生で無駄じゃなかったとクソハッカーを超克する、一般人が勇者になった良シーンだという解釈 (僕の考え方) がある一方、

「ゲームやドラクエを馬鹿にしている」、「現実に引き戻されて冷めた」等の意見があるようです。

正直これらの意見、凄くわかる

僕も観ていて、「え?何が起こったの?」と思いましたし、急に現実に引き戻されました。

酷評されている一番の原因はこのシーンによるものが大きいと思います。

ネタバレを気にせずこのレビューを読んで、これからYOUR STORY を観ようとしている人は特にラストシーンには気を付けて観ると良いですよ (´◡`)


ラスボスがハッカーのウィルスだという事は、主人公の母マーサの台詞で伏線が貼られていたようですよ。



余談

この記事を書いている途中で評判を調べてしまい、かなり自信なくなってきました。

僕自身ドラクエ5 しかした事が無く思い入れが浅い”にわか”だったから面白く感じたのかもしれません。

ちなみに、勧めてきた先輩とは『面白い』で見解一致したのですが、他の知人に映画の感想を話すとキレられました。

結構、言葉選んだつもりだったんですがダメでしたね。

話す相手には気を付けましょう (泣)

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